娘:誕生日 息子:帯状疱疹 購入後4年目で初めて咲いたサボテン
娘の13才の誕生日。
生クリームの5号ケーキには、3月に亡くなった、娘の大好きなパールホワイトのハムスターを描いてもらいました。
5号サイズ ケーキ¥3,000 + イラスト料¥1,800 + 税
好物のケーキを目の前にしながら、食欲の無い息子。
木曜の夜くらいから調子がいまひとつで
金曜日に、喉が痛い、耳が痛いで学校を欠席しました。
風邪だと思った私は、耳鼻科へ連れて行こうとしましたが、
微熱があった為、内科に行くことにしました。
内科に行く前に、耳元に小さな水疱を発見しました。
風邪だろうと勝手に判断していた私に、聞き慣れない病名が。
「帯状疱疹かもしれません。水疱瘡はかかったことがあるかな?」
帯状疱疹(たいじょうほうしん)?
近隣の調剤薬局に薬は無く、取り寄せとなりました。
・ビクロックスシロップ8% 1日4回 1回5ml 7日分
痛みがひどいときは
・カロナール
を飲むことを進められました。
カロナールは、自宅に常備していました。
過労や不規則な生活が原因とのことですが、あまり子供はかからないそうです。
心当たりは?
と聞かれましたが全く思い当たる事もなし。
薬を飲み終わっても、症状が改善されない場合は皮膚科へ行くように言われました。
帯状疱疹の意味をネットで調べることも無く、薬を飲んでいたら治るだろうと、まだまだ余裕な母に対し、食事をしても痛がる息子。
顔が徐々に腫れ出し、その腫れで口が開きぎみになり、夕ご飯は少食でした。
翌日・・・。
昨日より赤みと腫れがひどくなり、水疱の数が増えていたのと、
土曜日なので休み中に更に悪化しないか少し心配で、皮膚科へ行くことに。
かかりつけのH皮膚科は先生が学会へ出席するため休診。
それでも、そこまで大事だとは思っていなかったので、
「また来週にしようか~」などと、のんびり構えていた私に
どうしても病院へ行きたいと強く言う息子。
2番目に近いS皮膚科へ行きました。
皮膚科の先生が集まって学会に出ているから、休みなんじゃないかと思いましたが、
運良く開いていました。
H皮膚科が休診で流れてきたのか、9:15にして、すごい混みよう。
受付に並んだ診察券を見て、いったい何時間待ちなのだろうと嫌気がさしていました。
しかし・・・。
受付の方に症状の説明をした後、
「待ち時間は、どれくらいですか?」
と訪ねると、
「少し待ってて下さい。院長に聞いてきます。」
との答え。
「ん?」何か、おかしい・・・。
雑誌を取ったものの、1頁を開いたすぐに名前を呼ばれ、そのまま処置室へ。
息子の顔を見た院長の一声は
「入院が必要かもしれないですね」
「えっ!?入院?」
頭の中が「?」でした。
症状はピークではなく、これからだんだんとひどくなり、
熱が出たり痛みが激しくなってくるのだそう。
「救急病院へ紹介状を書きます。
出来れば、今すぐ、そこの小児科へ行って下さい。」
で言われるがまま、紹介状なしではかかることのできない総合病院へ。
点滴治療が有効で、入院の選択肢もありましたが、息子がかたくなに嫌がったので
最初に処方された薬を飲みながら自宅療養することになりました。
微熱(36.9)だった事が幸いで、高熱なら即入院(3日くらい)を進めるのだそうです。
そして翌日、日曜。
鏡を見るのが嫌だと、言い始めました。
昨日より腫れています。
のどが痛いせいで食事をとろうとしないので、やはり入院させておけばよかったと後悔しました。
唯一の救いが、鏡を見るのが嫌だと言う割には、娘と買い物へ行こうとすると
「一緒に行きたい」ということ。
鏡は見たくないけど、人目を避けるまでは落ち込んでいないのだと、少しホッとしました。
しかし安静にということで、留守番。
しずくのような水疱をつい破いてしまいそうになりますが、
出来るだけ手を顔に持っていかないよう促しました。
ここで潰してしまうと、跡が残りそうで怖い。
思春期は、まだ遠い。ニキビの無い、むきたて卵肌が台無しになってしまいます。
~症状の経過~
①神経にそって体の左右どちらか一方にチクチク、ピリピリの痛みが起こる
②痛みの部分が赤くなる
③小さく透明な水ぶくれが集まってでき、やがて濁ってくる
④2~3週間で黒褐色のかさぶたとなる
4~6週間くらいでかさぶたが取れる
⑤皮膚の症状と一緒に痛みは消える
明日、再度病院です。
サボテンの花はあまり見たことがありません。
もうすぐ咲きそう!!と、2、3日前から気にしていた4年程前に息子が購入した
サボテン。
昼間はつぼみだったのに、19時頃、開きかけている所を見付けました。
サボテンの開花は、夜??
外から玄関へ置き換え、数十分おきに観察していました。
徐々に開き具合が大きくなり、ついに全開!!
こんなに茎?(軸?)は長いものなのでしょうか?
「ねぇねの誕生日に咲いた~♪」
と、うれしそうに言う息子。
腫れた顔が痛々しいです。
完治して、いつも通りの元気な息子になって欲しいです。